忘れ物しつつ白峰三山縦走ようやく達成(農鳥岳~間ノ岳~北岳) [登山]
先週の南アルプス南部で紅葉がけっこう進んでいるとわかり、ちょっと北上すればいい感じだろう、、、と2度撤退している白峰三山へと計画。
9/26(土)上層に薄い雲+ややガス
9/27(日)上層に薄い雲+とにかくガス
ヤマレコのデータはこんなの
なんといっても、長く遊べるシルバーウィークに登山靴忘れという大失態があり短縮となったし、、、今回は忘れ物のないように。。。
結果、もっと大事?なものを忘れてきてしまった。
それはシュラフ、気づいたのはテン場。
シャレにならん。
が、まぁ気温はマイナスじゃないし、なんとかなるだろう。
夕方の時点でダメそうなら小屋に避難or寝具借りるという選択肢もあるので、気楽に?この状況を楽しむことにした。
・シュラフカバー代わりのエマージェンシーブランケット(厚いやつ
・ペラペラのシーツ
・防寒着いろいろ(ウール、化繊のみ
・ホッカイロ*4個
とまぁこんな装備でなんとか乗り切った。
寒さに強い体に感謝、先週の南部なんか暑くてシュラフ脱いでたし。
というわけで、感想など。
■1日目(奈良田~大門沢小屋~農鳥岳~農鳥小屋)
1泊ということで、装備を軽くしたおかげか(水2.5L込みで10.5kg)出だしから調子がいい。さくさくと、飛ばし過ぎないように歩く。
まずは長い長い稜線までの2000m登り。。樹林帯+沢を渡ったりのルート。
朽ち果てたような橋があったり。。見た目に怖いんだよねえ、案外滑らないけど(うーむ画像が横になる

すてきな樹林帯。。ああハンモックで一眠りしたい

静かでいいルートだ、誰にも合わない。稜線のあたりには紅葉の帯が見える、もう言うことなし。結局、この日は農鳥小屋まで二人とすれ違っただけだった。
大門沢小屋で最近集めている手ぬぐいを、、、と思ったら売り切れ。間ノ岳と北岳の標高が1M低いやつなので欲しかったが。。もうだいぶ追加発注してないんだろうな。

ハイセンスな巾着袋を代わりに購入。テン場も富士山見えるとかでなかなかよさげだ。
樹林帯の上部にさしかかると紅葉の中を歩く感じに。いいルートだ~、夏なら辛いだけかもだが。
こんな紅葉の中を登る登る。しかしカメラの特性なのか黄色が黄緑っぽくなる、、、なんかいじったっけ?

森林限界を超えると、眺望バッチリ。少なめだけど赤いのもある

箱庭っぽい窪地はこんなのに囲まれる

いい気分で大門沢下降点へ。

富士山よく見える

南アルプス南部の主たる山はほぼ全部見える。
これはたまらん。
特に塩見岳は迫力あるし紅葉してるしで言うことなし。

鳳凰三山を横目に堪能しながら農鳥岳へ。

間ノ岳と北岳がどーん!と

のんびり休憩しながら西農鳥岳へ向かう、、、って途中でミゾレが降ってきた!
あら~これは冷えるかな~
西農鳥岳到着。農鳥岳+富士山、相変わらずの南ア南部オールスター、仙丈ヶ岳、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、遠くに中央アルプス、すごい眺め。

上部から眺める農鳥小屋はやはりいい雰囲気だ。トイレは相変わらずアレだけど。
この迫力よ(クリックして拡大を推奨)

景色にため息の大休憩しつつ、農鳥小屋へ。

手ぬぐい無し。もともと無い?
テント張ってのんびり、、とここでなんと寝袋忘れに気づく。

おーなんてこった、冒頭に書いたように持ち物確認して「いける」と判断。
けっこう寒かったけど、問題なかった。
そんな「やらかした~!!」の次の瞬間、女性ソロな2人がテン場に。
ん?ん?
なんとこないだのシルバーウィークに聖平あたりで見かけた人だ。もう一人の人は入山日からだいたい同じルートで何度かすれ違ったり(光岳ピストンとかいろいろ)した人だ。
二人共シルバーウィーク・ロングバージョンでまだ歩き続けていた。
まさか農鳥小屋で遭遇とは。。。
さらに追加で男性ソロの方。この男性とさっきの女性の一人とか知り合い(の知り合い)だったという狭い世界。面白いな~
風通しのよいテントでございます。。。

夕焼け眺めたりしつつオヤスミナサイ。

さて寝られるのか、、、眠りは浅いものの問題はない。
ただ、農鳥小屋テン場でSixmoonDesignのLunasoloはちょっと風にテントが叩かれてバタバタうるさかった。稜線のテン場だと、ちょっと重くていいから他のテントにするかな。。
まぁ今回は軽さ重視ということで。
テント場から鳳凰三山あたり

テン場はこんな感じ2800m、富士山見える。

でかい月は隠れている

■2日目(農鳥小屋~間ノ岳~中白根山~北岳~北岳肩の小屋~白根御池小屋~広河原)
いよいよ白峰三山の縦走が完了する。過去に2度も諦めているのだ。。一度は天候不良によりリーダーの判断で撤退、二度目はヒザ痛により断念。
ここから先は知っている道(一度だけで記憶あいまいだけど)なので、スタートは遅めにしてのんびり歩き始める。しかしいい感じに体が動くので、悪くないペース。
眠りが浅かった割りにはいい感じか。
さらば農鳥小屋、おやじさんはやっぱりいい人だった。

荷物小さいからすれ違う人みんな小屋泊と思うんだろう、、と思いつつ気持よく歩く。しかし間ノ岳以降はガスが増えてきて眺望少なめ。まぁ仕方ないな~。
間ノ岳山頂あたりからの富士山、雲と霧?でいい雰囲気

間ノ岳~輪切り看板がなくなってて味気ない

稜線にはガスが、、いい雰囲気ではあるけど

いつもガスな中白根山(不遇の山

北岳山荘で手ぬぐい購入。
シンプルなデザインなので、これが一番の目的だったりして。。
北岳山頂手前より振り返って

北岳山頂はとりあえず踏んだというよりは、他の小屋で手ぬぐいチェックするために寄ったような、、そんなオマケ的なアレ。ガスに包まれていて特に感想なし。

淡々と下って北岳肩の小屋で手ぬぐい、、、売り切れ。
本当は最終バスにして小太郎山に行こうと思っていたのだが、この一瞬しか稜線が晴れなかったから断念

草すべりコースを紅葉堪能しつつ下る、いいタイミングで来たな~。
大樺沢はさんで反対側の斜面をアップ

自分がいる草すべりコースもなかなかよ

人少ないし。どうもシルバーウィーク過ぎたら一気に減るらしい。。。そんなら、こんど鳳凰三山でも行こうかな~。
白根御池小屋で手ぬぐい購入。さらに快調に下って広河原山荘でも手ぬぐい購入。どんだけ買うんだ、、、。カツカレー食って終了!
広河原山荘、このへん?でオオルリが見られるんだとか。まぁいちおう全国で見られるらしいけど

カレーはカツもちゃんと調理しててうまかった

吊橋から早川尾根の山々、あのへんは人が居なくて最高なんだよな~

14時のバスは広河原での乗車2人、、途中で釣り人が10人ほど乗ってきて半分くらいに。奈良田からちょっと下ったところの温泉施設でまったりして帰宅。
偶然の出会いもあって楽しい山行でした。シュラフ忘れもイベントと思って楽しんだし。。。次回からは忘れ物の無いようにせねば。
パッキングは2日前に完了、ただしシュラフはおもいっきりコンプレッションするので直前にやろうとしていて忘れたのであった。留守番おつかれさんでした。
次はENS乗鞍の試走日に乗鞍岳、かな~
その次は八ヶ岳(ほぼ)全山縦走、さらに次は黒戸尾根~早川尾根、、、休みが足りん。
の前に雪降るなよ~たのむよ
9/27(日)上層に薄い雲+とにかくガス
ヤマレコのデータはこんなの
なんといっても、長く遊べるシルバーウィークに登山靴忘れという大失態があり短縮となったし、、、今回は忘れ物のないように。。。
結果、もっと大事?なものを忘れてきてしまった。
それはシュラフ、気づいたのはテン場。
シャレにならん。
が、まぁ気温はマイナスじゃないし、なんとかなるだろう。
夕方の時点でダメそうなら小屋に避難or寝具借りるという選択肢もあるので、気楽に?この状況を楽しむことにした。
・シュラフカバー代わりのエマージェンシーブランケット(厚いやつ
・ペラペラのシーツ
・防寒着いろいろ(ウール、化繊のみ
・ホッカイロ*4個
とまぁこんな装備でなんとか乗り切った。
寒さに強い体に感謝、先週の南部なんか暑くてシュラフ脱いでたし。
というわけで、感想など。
■1日目(奈良田~大門沢小屋~農鳥岳~農鳥小屋)
1泊ということで、装備を軽くしたおかげか(水2.5L込みで10.5kg)出だしから調子がいい。さくさくと、飛ばし過ぎないように歩く。
まずは長い長い稜線までの2000m登り。。樹林帯+沢を渡ったりのルート。
朽ち果てたような橋があったり。。見た目に怖いんだよねえ、案外滑らないけど(うーむ画像が横になる
すてきな樹林帯。。ああハンモックで一眠りしたい
静かでいいルートだ、誰にも合わない。稜線のあたりには紅葉の帯が見える、もう言うことなし。結局、この日は農鳥小屋まで二人とすれ違っただけだった。
大門沢小屋で最近集めている手ぬぐいを、、、と思ったら売り切れ。間ノ岳と北岳の標高が1M低いやつなので欲しかったが。。もうだいぶ追加発注してないんだろうな。
ハイセンスな巾着袋を代わりに購入。テン場も富士山見えるとかでなかなかよさげだ。
樹林帯の上部にさしかかると紅葉の中を歩く感じに。いいルートだ~、夏なら辛いだけかもだが。
こんな紅葉の中を登る登る。しかしカメラの特性なのか黄色が黄緑っぽくなる、、、なんかいじったっけ?
森林限界を超えると、眺望バッチリ。少なめだけど赤いのもある
箱庭っぽい窪地はこんなのに囲まれる
いい気分で大門沢下降点へ。
富士山よく見える
南アルプス南部の主たる山はほぼ全部見える。
これはたまらん。
特に塩見岳は迫力あるし紅葉してるしで言うことなし。
鳳凰三山を横目に堪能しながら農鳥岳へ。
間ノ岳と北岳がどーん!と
のんびり休憩しながら西農鳥岳へ向かう、、、って途中でミゾレが降ってきた!
あら~これは冷えるかな~
西農鳥岳到着。農鳥岳+富士山、相変わらずの南ア南部オールスター、仙丈ヶ岳、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、遠くに中央アルプス、すごい眺め。
上部から眺める農鳥小屋はやはりいい雰囲気だ。トイレは相変わらずアレだけど。
この迫力よ(クリックして拡大を推奨)
景色にため息の大休憩しつつ、農鳥小屋へ。
手ぬぐい無し。もともと無い?
テント張ってのんびり、、とここでなんと寝袋忘れに気づく。
おーなんてこった、冒頭に書いたように持ち物確認して「いける」と判断。
けっこう寒かったけど、問題なかった。
そんな「やらかした~!!」の次の瞬間、女性ソロな2人がテン場に。
ん?ん?
なんとこないだのシルバーウィークに聖平あたりで見かけた人だ。もう一人の人は入山日からだいたい同じルートで何度かすれ違ったり(光岳ピストンとかいろいろ)した人だ。
二人共シルバーウィーク・ロングバージョンでまだ歩き続けていた。
まさか農鳥小屋で遭遇とは。。。
さらに追加で男性ソロの方。この男性とさっきの女性の一人とか知り合い(の知り合い)だったという狭い世界。面白いな~
風通しのよいテントでございます。。。
夕焼け眺めたりしつつオヤスミナサイ。
さて寝られるのか、、、眠りは浅いものの問題はない。
ただ、農鳥小屋テン場でSixmoonDesignのLunasoloはちょっと風にテントが叩かれてバタバタうるさかった。稜線のテン場だと、ちょっと重くていいから他のテントにするかな。。
まぁ今回は軽さ重視ということで。
テント場から鳳凰三山あたり
テン場はこんな感じ2800m、富士山見える。
でかい月は隠れている
■2日目(農鳥小屋~間ノ岳~中白根山~北岳~北岳肩の小屋~白根御池小屋~広河原)
いよいよ白峰三山の縦走が完了する。過去に2度も諦めているのだ。。一度は天候不良によりリーダーの判断で撤退、二度目はヒザ痛により断念。
ここから先は知っている道(一度だけで記憶あいまいだけど)なので、スタートは遅めにしてのんびり歩き始める。しかしいい感じに体が動くので、悪くないペース。
眠りが浅かった割りにはいい感じか。
さらば農鳥小屋、おやじさんはやっぱりいい人だった。
荷物小さいからすれ違う人みんな小屋泊と思うんだろう、、と思いつつ気持よく歩く。しかし間ノ岳以降はガスが増えてきて眺望少なめ。まぁ仕方ないな~。
間ノ岳山頂あたりからの富士山、雲と霧?でいい雰囲気
間ノ岳~輪切り看板がなくなってて味気ない
稜線にはガスが、、いい雰囲気ではあるけど
いつもガスな中白根山(不遇の山
北岳山荘で手ぬぐい購入。
シンプルなデザインなので、これが一番の目的だったりして。。
北岳山頂手前より振り返って
北岳山頂はとりあえず踏んだというよりは、他の小屋で手ぬぐいチェックするために寄ったような、、そんなオマケ的なアレ。ガスに包まれていて特に感想なし。
淡々と下って北岳肩の小屋で手ぬぐい、、、売り切れ。
本当は最終バスにして小太郎山に行こうと思っていたのだが、この一瞬しか稜線が晴れなかったから断念
草すべりコースを紅葉堪能しつつ下る、いいタイミングで来たな~。
大樺沢はさんで反対側の斜面をアップ
自分がいる草すべりコースもなかなかよ
人少ないし。どうもシルバーウィーク過ぎたら一気に減るらしい。。。そんなら、こんど鳳凰三山でも行こうかな~。
白根御池小屋で手ぬぐい購入。さらに快調に下って広河原山荘でも手ぬぐい購入。どんだけ買うんだ、、、。カツカレー食って終了!
広河原山荘、このへん?でオオルリが見られるんだとか。まぁいちおう全国で見られるらしいけど
カレーはカツもちゃんと調理しててうまかった
吊橋から早川尾根の山々、あのへんは人が居なくて最高なんだよな~
14時のバスは広河原での乗車2人、、途中で釣り人が10人ほど乗ってきて半分くらいに。奈良田からちょっと下ったところの温泉施設でまったりして帰宅。
偶然の出会いもあって楽しい山行でした。シュラフ忘れもイベントと思って楽しんだし。。。次回からは忘れ物の無いようにせねば。
パッキングは2日前に完了、ただしシュラフはおもいっきりコンプレッションするので直前にやろうとしていて忘れたのであった。留守番おつかれさんでした。
次はENS乗鞍の試走日に乗鞍岳、かな~
その次は八ヶ岳(ほぼ)全山縦走、さらに次は黒戸尾根~早川尾根、、、休みが足りん。
の前に雪降るなよ~たのむよ
2015-09-30 23:08
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