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イヤな妄想 [自転車]

ただの妄想ですので・・・。

ドーピング。

結果が出ていない「グレーな状態」の選手も、クロだと仮定して妄想。
ロベルト・エラス、フロイド・ランディス、タイラー・ハミルトン。元、ランス・アームストロングの”最強のアシスト役”。みんなドーピングにひっかかる。

絶対的エースと、そのアシスト。この図式はビャルネ・リースとヤン・ウルリッヒ、ヤン・ウルリッヒとアレクサンドル・ヴィノクロフ(とアンドレアス・クレーデン)。という2例にもあてはまる。

アームストロングの下を離れたアシストたちは、他チームでエースとなるもアシスト時代のような”活躍”ができない(ツール限定)。UPポスタル(ディスカバリーチャンネル)は、どんなトレーニングやマネジメントをしているのか・・スーパーチームだ。しばらくすると、その元・アシストたちはドーピング検査にひっかかり、キャリアを棒に振る。

「ポスタル時代は、ひっかからなかった。」
なのか
「移籍先でエースのプレッシャーに負けて(結果を求めるあまり)、手を出した」
のか。

前者だった場合に、妄想で本人たちの気持ちを・・
「ポスタル時代、アシストとしてあそこまで走れた。ドーピングのおかげはあったにしても、俺はかなり力をつけた。他のチームでは、エースとして走れる。それなら、今よりラクに走れるからランスに勝てるかもしれない。エースとして迎えられるだけに、年俸は破格だ。」

なんてこたーないよねぇ・・・
で、イマイチ成果が出なかった時、

「なんでランスに勝てないんだ・・・。しょうがない、ポスタル時代にやっていた方法でドーピングしよう、それで勝とう。大丈夫、ポスタル時代は陽性にはならなかった。」

と手を出し、

「ポスタル時代は、チームが検査から守ってくれていたのか!そうだったのか・・・。金で移籍した他チームの選手なんて、当然守ってくれるわけないよな・・・陽性になろうとどうしようと関係ないしな・・、俺も終わりだ。でも認めたら負けだ、弁護士を雇って、法廷で戦おう。」

なのかもしれない。

結局、超良い人のライプハイマーだけが、クリーンに戦っていた(なので結果はパッとしない)、なんて・・。

この妄想は全て、テレコムにも当てはめられそうな・・。

リースにしても、ツール制覇の時はドーピングに引っかからなかった(アームストロングとウルリッヒも引っかかったことはない)。しかし、リースは「やっていた」と言っている。

となると、さっきの妄想のように・・・・

「検査に引っかからない、ドーピングの手段がある」
か、
「検査をパスする力をもったチーム(なり、人なり)が存在する」
ということか。

ヴィノクロフはどうだったんだろうか
「怪我の際に誤って輸血してしまった」
のかもしれないし
「いつもなら引っかからないのに、たまたま・・」
なのかもしれない。

ほとんど全ての選手がドーピングをしていて(厳しいフランスはそうでもないらしいが)、引っかかったら「運が悪かった」という状態なのかもしれない。「やりましたごめんさない」と告白したら、した人が損をするだけなのかもしれない。「隠し通すか裏道を通せればOKで、バレたら徹底的に否定する。」という世界なのかもしれない(なんか、浮気の言い訳みたいだな・・)。

歴代のチャンプたちにしても(もちろん、レモンも・・)、どうなんだか怪しいもんだ。

全てが推測ですが、こう考えてしまっても仕方ないような状況だぁなぁ・・。
まぁ、全員がクリーンだなんて思っちゃいないが・・。

日本人選手は、どうなんだろうねぇ。
日本人の(スポーツ選手の)倫理観は以外に高いから(日本チャンプになってもそんな良い生活ができるわけでもないし・・)、海外よりはマシなのはなんとなく分かるけど・・・。

ま、ホビーレーサーはレースを楽しむのみ、か。


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コメント 6

kert

なるほど面白い分析です。
チームで隠せるチカラがあるとしたら、もうツール全体がかなりダークな状態ですね・・

それにしてもこの話題・・
今回のことでボクはチカラが抜けてしまいました。ホント、ここ数年裏切られてばっか・・。救いはディルーカですかね。ああ、それもどうなんだかわからない(悲
by kert (2007-07-27 13:35) 

beer

そういえば最近、よく目にするニュースです。
自転車業界もこれから結構大変そうですよね。ドーピングね。
昔、テニスの選手時代はドーピングに対しての僕の意見は少しすれた考えだったかも知れません。
「全員、自己責任のもと、ドーピングOKにしちゃえばいいのに....」
と思ってました。いや〜若かったからですかね。
副作用・寿命についても自分自身の問題と思ってました。
そしてそれが真剣勝負だと考えていました。ドーピングやる選手も必死だしドーピングしてない選手も必死だから同じだよという考え。
自分はもちろんドーピングしてませんでしたよ。
なんだかね〜スポーツバカで無知でしたからww
by beer (2007-07-27 19:44) 

馬面

私は、ドーピングで引っかかった選手を肯定する気はありません。
しかし同時に、糾弾することも出来ません。

私は柔道の選手時代、合法ドーピングと言われることもあるクレアチンをどばどば使用していました。
市販されているアミノ酸類には片っ端から手を出していました。
もし仮に私のレベルがもっと高いところにあり、かつドーピング薬剤が近くにあったならば、おそらく手を出していたと思います。
そしてあの時私にはそういった正誤の判断は出来なかったことも告白いたします。
by 馬面 (2007-07-27 21:03) 

arukakat

>kertさん
ディルーカも・・・数日前のペタッキに近いんでしょうかね・・。この記事は妄想でありただの邪推なんですが、本当のように思えてしまうので怖いです。
私の場合、性格というか癖で「最悪の事態を想定する」というのがあるので、まだ最悪の状態ではありません。とはいっても、「ヴィノだけは・・」と”絶対にしない選手”のひとりと思っていただけに、衝撃は大きいですね(まだ疑惑ですが)。私の結論は、記事の最後の1行ですね。

>beerさん
自己責任、では片付かないんですよね。競技のイメージを下げることにもなりますから・・。スポンサーを裏切るのは、プロとしては完全に失格ですからね。クラス分けをせずにOKとしてしまえば、「誰が一番命を削るか」という戦いになるので、それはほとんど殺し合いと同じですよね。難しい問題ですね。DNA操作とか、スポーツの倫理観を超える人間としての倫理とかも絡んできますから・・。

>馬面さん
競技をする者としては、「その気持ちも分かる」というのが本音ですね。ですが、それを認めてしまっては、他の方のレスにも書いたようにどんどん無法地帯になってしまいます。競技をする者は、そのスポーツの看板を背負っていることを忘れてはいけない、と思います。やらずに必死のトレーニングをし、苦しいレースを戦っている選手が居る以上(それがルールである以上)、私はドーピングをした選手を許せませんね。そうなる気持ちは分かるんですが、ルールが変わらない限りは無理ですかね~。
by arukakat (2007-07-27 21:33) 

タチコギ。

最近では遺伝子ドーピングなるものがあるそうです。
薬物とか輸血とは違って、検査に引っ掛からない方法だそうで・・・。

だから書類などの「証拠」からしか発見されないのでしょうね。
by タチコギ。 (2007-07-28 10:25) 

arukakat

>タチコギ。さん
そうそう、「完全自転車競技向け人間」を作り出すこともできる、というわけで・・・ゾゾッ!スポーツ倫理の域を超えてしまうという、恐ろしいことですなぁ。とはいっても、捏造可能な状況証拠だけでクロとするのはやめて欲しいな~とかね。でも、その「愛犬の名前が書いてある血液バッグ」でクロの選手を発見できたってのも、なんかお粗末(ドーピングする側が)というかなんというか・・。アホだ。
by arukakat (2007-07-30 00:00) 

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