Jシリーズ:XCO#3 泉ヶ岳 [Race2007]
とりあえずレースレポートのみ、三日間の旅?レポートは別記事で。
前日(土曜日)の試走のために、朝っぱらから仙台は泉ヶ岳に到着。Jシリーズとは違うレースの様子を見たりしながら、仮眠。エントリーを済ませて、試走開始!
したものの・・、実はさっきも見たゲレンデの登り・・。シャレになりません、グリップしません。ウネウネと登るならともかく、斜度25%くらいありそうな部分もあって(一番上のところ)、「こんなとこでレースできんのか~?」なんて思いながらインナー・ロー(リアは34Tで、ですよ)。その部分、試走でフレッシュな状態でもスピードは5km/hほど。激坂嫌いです。
下りはまぁ大丈夫かなーと思ったが、試走している周りの人より確実に遅い。といってもエキスパートの選手っぽいから気にしない!ドロップオフもラダーになっていて特に問題はなさそう。ジープロードはぶっとばしたいが、ジャリ苦手なんでどうなることか・・。
試走2周めで下りのコーナリングが納得いかず、もう一度登って攻めてみたら・・思いっきりこける。右横腹を思い切り打ちつけ、内臓が揺れる・・・いてぇ・・。まぁ痛いだけのことなんで、特に支障はなさそう。気を取り直していい感じに2周めも終わり。
というところで、gaichiさんに遭遇。試走に出ようとしているところだったので、手短に(じゃなかったですね、すみません)挨拶をしてこの日は仙台の知人の下へ。
仙台の知人宅でマッサージをしてもらい(実はこの人、マッサージ屋さんです、ありがたし・・)、リラックスして朝を迎える。
で、レース当日。
緊張しまくりです・・。
アップのためにちょっと走る。太股の内側がメチャクチャ痛い、これはヤバイ。と思ったら、レースが始まったら気にならなかった。おお、アドレナリンか?試走で打ち付けた腹も痛かったが、これもレース中は気にならず。よくできてるなー、まさに人体の神秘。
呼び出しはほぼ最後、88人中後から10番以内でスタート!
うひー緊張するなー
今回のテーマ
・完走
・怪我せず帰る(すでにダメ?)
・登りが勝負、他は流れに任せる
・スタートの混雑に巻き込まれるな
・3周目に追い込むために、1・2周目は追い込みすぎない
まぁこれがいいかどうかは分かりませんが、最後尾スタートなんで・・
といわけで、ノロノロスタート!
せ・・狭い、人多すぎ。草原状態のゲレンデを登り、一旦下る。そしてついにきた、激坂・・・やっぱり前の人がつっかえました。高速道路の渋滞と同じ方式で展開しております。避けるために左へ・・コースアウト~復帰~で無駄に走ってヘロヘロ。結局最後の方は押してしまった・・・。
下りからはあまり込まなくなったが、ダラダラ登っている(それでも結構キツイ)所でそれなりに抜いてシングルトラックへ!はい、大渋滞。まったくダメ。ドロドロで滑るセクションも沢越えも渋滞。ほとんどシクロクロスの障害セクションですねこれは。仕方ないのでトレイルラン。
ジャリダートを走り、またシングルトラック。いい感じに抜けています。50位くらい。その後、ジープロードでなぜかフロントがフニフニで恐ろしくてスピード出せず、ガンガン抜かれる。こーゆーところが得意な人もおるんやなー。
妙に感心しながら、舗装路の登り。2,3人抜く。その後ダート登り、ここは石がゴロゴロでラインを外すと疲れる。でも遅い人のケツを拝んでもしょうがないので、疲れるルートで抜く。このセクション最後の登りでも同じようにジャリ部分を走って抜く、あーガタガタだ・・・。
土質がコロコロ変わるので、なんでもないシングルトラックも結構難しい。ここはコースになれた人が強そうだなー、とかテクがない言い訳をしてみる。ドロップオフも無事こなし、ラストの登り。狭くて詰まっているのでノンビリ走る。
そして1周終了、長い・・・。全長6km、獲得標高差300m以上。スポーツクラスは3周なので1000M級か~これが椿ラインなら楽なんだが・・・、まぁそうはいかん。
1周目終了直前で48位くらい。
2周目開始から登りで7,8人抜いていく。一旦下って(そこでちょっと抜かれ)、またあのキツい登り・・でなんとか数人抜く。30位代まできましたよ~
周りは以外にもタレてきている。自分はかなり余裕あり、これはガンガン抜けるぞ!いってしまえー!テンション上がりまくりです!
ダラダラ登っているセクションでギアを落として高速回転!おりゃー
のはずが、なんとチェーンがスプロケとホイールの間にハマる!
げぇ・・・ぶっ壊れる系以外で一番イヤなトラブル・・。
チェーンを蹴ったりしながら(全然とれねぇ~)なんとか2,3分で復帰!しかし、そのうちに10人ほどに抜かれる・・やってられん。気を取り直して走る!はずが10Mくらい走ったらまた・・・ハハハ。また数分ロスして、復帰。20Mくらい走ったところで、3度目の・・・
ローギアはもう絶対に使いません。
本気でイラっときてバイクを投げてしまった・・
で、冷静になって「仙台まで来てなにやってんだーオイ・・」てことでまたチェーンを蹴ったり引っ張ったりで復帰。一体何人に抜かれたのかももうわからん・・。
周りにはタレまくっている人しかおりません。
念のため、ロー側2枚は使わずに走る(要するに軽い順に2枚ぶん使えない)。ゲレンデ登り以外は大丈夫だろう。
さて、ここで私はマンガの主人公なら、全員抜き?で優勝するんでしょうけど、そうはいきません。残念ですが。
なんとか数人を抜いて、ジープロードもかっ飛ばして追い上げ!(でもフロントがフニフニなのは変わらずですが)しかし、ドロップオフで痛恨のライン選択ミス、顔から木に激突・・・頭がクラクラする。それでもなんとか走って、2周目も終わる。順位は70位くらい・・30人くらいに抜かれたのかー!なんじゃそらー
3周目は最後のキツい坂も全部押して、ヘタレまくり。4,5人抜くのが精一杯でテンションも下がる。
前走者も近づかず、後から来る人が近づいたからしょうがなくテンションが上がるという始末。最後はもがいたものの、そんなに体力があまっていることにイライラしたり凹んだり・・。エキスパートのコール待ちのgaichiさんに挨拶して、洗車して着替え。
自転車をクルマに積み込もうとすると、なんと前輪がボロっと落ちる・・。なんとクイックが緩んでいて、フラフラだったらしい。そんなことにも気づかないほど緊張していたのか何なのか、なんとも情けない。これがなければジープロードもそれなりに飛ばせたのに・・。どうやらリアのチェーンがはまるのも、試走の時に右側にコケたせいの可能性が高い。コケてチェックもしていないというのがなんとも情けない。勝負以前の問題ですな・・クルマでしばらく凹む・・・。
というわけで、結局ダメダメな結果に終わりました。最終的には65位。
2周目の最初くらいで抜いた人たちは30~40位代にポツポツと・・、なんとももったいない。せっかくポイントを稼げるチャンスだったのに・・あーあ。スズメの涙的な10ポイント頂きました・・・ハハハ。
次は、まず愛車のチェックですな。
トレーニング云々の問題でもなし。
もちろん、スポーツクラスとはいえトップ争いをするような実力はないんですが。
いい勉強になったということで、次回は少しくらい納得できる結果を出したいもんです。
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その後、エキスパートの3周目くらいからgaichiさんの応援でゲレンデを走り回ある。ってそんな体力があるのがまた情けない、全然出し切れていない。エキスパートの走りを勉強する。エリートのレースはgaichiさんと一緒に観戦し、しばしのご歓談(なんじゃそりゃ)。しばらく観戦後、gaichiさんと別れて一人で観戦。プロの走りはやっぱり違う・・、参考になるようなものでもなく、ハナっからモノが違う。それが見られただけでもいいか。足りないものだらけってのは分かっちゃいるが・・なんともねぇ・・。
竹谷選手(前)と辻浦選手(後)、二人はずっとランデブーの千切りあいでした。勝ったのは辻浦選手、これで3連勝!すごいですねぇ・・。
上の写真は、↓の写真のオレンジの○部分のコーナーを上から撮影したものです。
傾斜が分かりますかね~、この写真の白いテープがあるコーナーが一番キツイところです。
ハードでした。普通に走るなら楽しいコースですが、レースペースで走るともう辛すぎです。とはいえ、テクニカル度でもハードさでもJシリーズではさらに上のコースがあるらしいので、なんとも恐ろしい限りです。相模湖ピクニックランドのコースなんて、かわいいモンです。
勉強させてもらいました!
(旅の記事?は後日・・)
レースお疲れ様でした。
残念ながら整備不良も実力のうちなのがレースの辛いとこですね。
自分もそのせいでここで表彰台逃がしたことも・・・
前輪ゆるゆる、ディレーラーの曲がりとも自分もJシリーズで経験ありです。
これでチェックポイントがわかってよかったと思ってください。
自分たちぐらいでも今でもトラブルと戦っていますから。
それにしてもパフォーマンス的にはまだまだ上位にいけることがわかって
よかったですね。今後やりがいがあるってもんです。
富士見も出るのでしょうか?
あそこは仙台の比較にならないほどの拷問コースですので
楽しんできてくださいまし。
遠方より応援しています!
by Susie (2007-05-28 22:52)
イイ経験をされたみたいですね。お疲れ様でした。
楽しく読まさせてもらいましたが、きっと、伝えきれないディテールがまだまだあるんでしょうね。いくら体力があっても、どんなに頑張っても経験の差は如何ともし難い・・そんな様子が伝わってきました。
今後のレースも頑張ってください。
by kert (2007-05-28 23:09)
わかんないけど、経験を生かして上を目指してくださいw
あんま関係ないですが、私はパラグライダーをやってまして(子産んでからやってませんが)やっぱ、失敗→反省・分析→克服の繰り返しでしたね。
by jasper (2007-05-28 23:50)
おつかれー。
レースもお疲れ。
移動もお疲れ。
一つレースをすると5回分の練習経験と勝手に思っていますが、これは10回分に相当しますね。
by Bee (2007-05-29 14:42)
お疲れさまでした!!
なんだかこっちまでちょっと緊張しながら読んで
ました。
マシンの点検が抜かっていたのは残念でしたね。
今後の教訓になったことでしょう。
それにしてもすごいコースですね。きっと写真で
見るより実際に歩いてみたりしたらそのスゴさが
わかるんでしょうね。
水泳は距離が短いのでレースの最中にあれこれ
考える暇はないのですが、自転車はレース中にも
色々考えられるし、結構きっちりと振り返って反省
もできるし、レースの距離が長くなるほどそれも
生かされることでしょう。
次回を楽しみにしていますね!!
もう一度・・・ お疲れさま!!
by もきち (2007-05-29 20:40)
Jデビュー戦お疲れ様でした。
マシントラブルってのは何とも悔しいですねぇ。
でも色々経験出来て良かった?
次回に期待しますよ〜。
by ひろっぴ (2007-05-29 22:11)
>Susieさん
いやまさにその通りで、自分のせいなんですよね。コケたのが原因じゃないにしても、アミノの時から動きが鈍かったRDを使い続けたのも自分のせいですから・・。クイックなんて、もう論外ですね。ただ、それも経験しないとこれからも気にしなかったと思います。Susieさんの予言どおり、20位代で勝負するくらいの力のようです、なんとかもう一皮むけたいですね~
富士見・・拷問コースなんですか・・、心の準備が・・なんて。まぁやってみないと分からないので、他の参加者がタレるのを待ちます。
>kertさん
そうですね、経験のあるひとはレース前のチェックもぬかりないですね。全てにおいて経験不足であり準備不足です。カラダの方は万全に近かったので、なんとももったいないことをしてしまいました。悔しい分、これからはこんなミスは起こさないように気をつけると思います。次は今週末なんて、またドライブしてきます。
>jasperさん
パラグアイ・・・じゃなくてパラグライダー!
お、恐ろしい・・高所恐怖症じゃなくても無理っぽいです。で、パラグライダーで失敗したら、やばそうなんですけど・・大丈夫なんですかね。
>ココくんさん
全部が疲れました。旅で出会った方たちとの再会がなければ、疲れ果てて事故ってたかもしれませんね~。いろいろ助けてくれた方に感謝です。
10回分、そうですね、それくらいの価値があったと思います。アミノでも1回目はダメダメだったので、次は少しは改善して結果が出る予定です。
>もきちさん
一人だったので、事前の点検も全て自分の記憶頼みでした、しかも経験が浅い・・。このおかげで次からは大丈夫だと思います。
レース中はですね、私は本当にどうでもいいことばっかり考えてますよ。ここでは書けないような・・・ハハハ
>ひろっぴさん
いろいろ経験できてよかったですよ。やっぱりレースがないと気合が入りません。かといって、連戦なのはちょっと辛いですが・・。なんとかやってみます!
もうクルマに乗りたくなかったりもしますが、仕方ないです。
by arukakat (2007-05-29 22:43)
レースお疲れ様でした。しかしそれだけ人数が多いと最後尾からスタートするのは相当なハンディになりますよね。かなり不公平ですがMTBレースはしょうがないんですかね~。Jシリーズも一度走ってみたいです。
by あり (2007-05-31 21:34)
>ありさん
今週末もまた、Jです。
最後尾ですね、コースによってはなんてことはなさそうですね。現に、力のある小田島さんはトップ争いをしているわけですから(前列スタートならもっとラクなんでしょうけど)。エントリー順と獲得ポイント順らしいので、遅いヤツは後ろってことですね~。ありさんが走るなら、かなり激しくなりそうですね~。遅い人がいないことと、コースがハードなので走り甲斐ありますよ~!来年もスポーツクラスで待ってますね~ってオイ!(なんとかエキパに上がりたいです・・)
by arukakat (2007-05-31 22:17)