瑞牆山登ってきた [登山]
あとで知ったが、ここも百名山だった。ふーん。
10/13(土)、オッサン街道まっしぐらな34歳の誕生日である。
この夏、独身・彼女なしとなり、なんとも寂しい誕生日になる・・。
というわけで、誰か一緒に紅葉メインでゆるく山登ろうぜ~。となったが、参加者女子1名。おお、デート登山か!?
とか思っいてたら、風邪引いたとかで逃げられました、あふーん。
じゃー1人で登ろうか、と前日夜10時くらいに目的地変更。
それが瑞牆(みずがき)山。
ネットで情報収集し、地図をプリントアウトし、ネットで登山届出して、夜中出発。
明け方には信州エリアに。
ちょっと仮眠してから登れるな~。
と思ったらいつの間にか車の燃料ランプが光っていた・・やべえ、いつからだ?
焦ってガソリンスタンド探すも、須玉とか韮崎は朝7時からしかやってない。しまった~。このまま現地(20km近く登り基調)まで行ってガス欠になったらどうにもならん。
というわけで、朝7時まで大人しくコンビニで休憩。ああ、1時間半もロスだ。燃料補給して出発!したら、その近くにもっと早くからやってるスタンドがあった。しまった・・。地元の人も「この辺は朝やってないからねぇ・・不便だよねぇ」と言ってたから探すのやめたのに。
帰りは遅くなりすぎると渋滞がね・・ってのがあるのに。まぁいいか。
と諦めたはずなのになぜか焦りつつも、登山口近くの駐車場到着。
みずがき自然公園
でっけーだだっ広い公園。
悪路より普通の登山道よね、単独だし。
周りを見ると、登山客というよりクライマーな人が多いかもしれない。あー岩っぽいもんね、瑞牆山。
で、舗装路沿いにみずがき山荘までいって、そこから登ろう。と思って歩く。
んが、車がなんや飛ばしていて、コーナーアウト側でひかれそうになる。朝だからといって飛ばすなよ・・、死ぬかと思った。あ~自転車やってて嫌なのが車とか他の自転車のマナーなのに、登山でそんな思いしたくねぇ。
とその場にこんな看板。
おお、舗装路歩かなくてもいけんのか。よし行こう。
いざ山の中へ。といっても公園っぽい感じで植樹している脇とかを登る。で、その端っこあたりで「この先は崩れいてます。一般の登山道をおすすめします」みたいな看板が。
この先は山小屋行くんでしょ?と地図確認・・・ってあれ?地図がなーい。車に忘れてきたか・・アホめ。
まぁ踏み跡もあるし、そのまま行こう。
なかなかに険しい道を登る。二日前のジム筋トレが効いていて、脚はすでに悲鳴を上げている。腕もパンパン。うーむ。
さっきの公園の地図だと、こっちはゆるいルートじゃなかったのか?合流するまでガマンだな~。
登っていたら、でっかい岩の下にたどり着く。
見上げてもてっぺんが見えん。でけー。
岩をどっちに行くかわからないが、右は途切れいているように見える。左に道があるから行ってみるか。
と岩を巻くようにいくと・・そのデカイ岩を登るための縄梯子。ん~これはさすがに違うんじゃないか?
周りを見ると、まだ踏み跡がいっぱいある。そっち行ってみっか~。進んでいってもどうもこれは踏み跡はあるが新しくもない、足あとはあるが明らかに小さい・・・カモシカ?クマだったらやばいな~鈴を意識して鳴らす。
で、どうも道がなくなる。進めるけど、道じゃない。獣道。あるのは岩。やべぇ、このまま行ったら遭難するかも?
現在位置が分からんが、今なら引き返す道は分かる。焦った、焦りまくった、しかしここは引き返そう。最悪登れなくてもいい、本気で迷う前に引き返そう。
引き返しながら、そうか・・これはクライマーの人たちが岩に行くまでのルートなんじゃないか?とようやく気づく。
で、デカイ岩のところまで戻ってきたら、途切れていたと思った右側に目印発見。ん~ちゃんと見てみないとあかんですね。こっちか・・進むか、さらに戻るか。
筋肉痛は相変わらずしんどいが、体力的には全く問題ない。
まぁすぐ本流の登山道を合流すんだろう、と思って進むことに。
こんな表示もあるしな。
紅葉もなかなかいい感じだしな。
でも、振り返ると暗いのよねぇ・・
ああ怖い。クマ出るなよ~チリンチリン
岩場の急登とかもあるが、ロープがあるし行けるのは間違いない。
極力ロープを信用せずに自力で登る。
三点支持、三点支持、と。
「arukakat は レベルがあがった! クライミング りょく が 1 あがった!」
たぶん。
尾根をまたいで、ぐるっと違う側も登る。
こんなところに出る。
よい眺めだ。
もうちょい行ったらこんなん。
いいね~疲れが飛ぶ。
ただね、まだ誰一人として遭遇しておりません。誰か~
振り返ると・・
おい!
それでも頂上らしきものは見えたから、気合い入れ直して登る。まだまだけっこう急登だな~。
と、ようやく本流の登山道に合流!!!
人がいる!すげー安堵感。
合流地点から自分が出てきた場所を見ると
ううむ・・。明らかに行くなと言っている。下りはダメだな、いっちゃ。
単独シロウト登山なので今後は気をつけよう・・。
さらに15分ほど?登って登頂!!
頂上は人だらけ・・こんなにいたのか。誰にも会わなかったのに。
いい眺め~
パノラマ~
金峰山方面、五丈岩デカイね
ちょっとミスったけどこっちも
ふじさーん
駐車場から2時間ちょい、なんか早いな。廃道ルート(どうやらパノラマコースと言うらしい)だから早かったんかな。休憩ほぼしてないし、まぁ行ったり来たりしたけど。
頂上でワンタンスープ飲んで、チョコのバー食って昼飯。あんま腹減ってない。
で、通常ルート?を使って下山。下山のが脚にきた、やっぱり課題は下山だな。
登ってくる人はかなり多く、こっちから来てたら他の登山客とダベりながら登れたのにねぇ・・と思いながら下った。
登り2時間少々、下り2時間ってところ。下りは山小屋から林道で行けるらしいが、近く歩いている人についていってタイムロス。みずがき山荘まで降りてしまった。あらら、そして舗装路歩いて帰る。
駐車場ついてアイス食ってさらば瑞牆山~。
カッチョイイ山だ。
で、その後は南橋本の自転車屋さんでタイヤ買って、センター林間でブレーキ売って、ってしてたらけっこう時間食って渋滞にハマり・・。
20時前に某所に到着。
誕生日を祝ってもらいました。ありがたや~。
孤独を愛する男として静かな誕生日のはずだったのだが、嬉しい限りです。しあわせもんです。
いや~遭難しなくてよかった。
1人だと焦るもんなんだな・・今後は車を出る時の持ち物チェックもしっかりと・・。
いい教訓になりました。
10/13(土)、オッサン街道まっしぐらな34歳の誕生日である。
この夏、独身・彼女なしとなり、なんとも寂しい誕生日になる・・。
というわけで、誰か一緒に紅葉メインでゆるく山登ろうぜ~。となったが、参加者女子1名。おお、デート登山か!?
とか思っいてたら、風邪引いたとかで逃げられました、あふーん。
じゃー1人で登ろうか、と前日夜10時くらいに目的地変更。
それが瑞牆(みずがき)山。
ネットで情報収集し、地図をプリントアウトし、ネットで登山届出して、夜中出発。
明け方には信州エリアに。
ちょっと仮眠してから登れるな~。
と思ったらいつの間にか車の燃料ランプが光っていた・・やべえ、いつからだ?
焦ってガソリンスタンド探すも、須玉とか韮崎は朝7時からしかやってない。しまった~。このまま現地(20km近く登り基調)まで行ってガス欠になったらどうにもならん。
というわけで、朝7時まで大人しくコンビニで休憩。ああ、1時間半もロスだ。燃料補給して出発!したら、その近くにもっと早くからやってるスタンドがあった。しまった・・。地元の人も「この辺は朝やってないからねぇ・・不便だよねぇ」と言ってたから探すのやめたのに。
帰りは遅くなりすぎると渋滞がね・・ってのがあるのに。まぁいいか。
と諦めたはずなのになぜか焦りつつも、登山口近くの駐車場到着。
みずがき自然公園
でっけーだだっ広い公園。
悪路より普通の登山道よね、単独だし。
周りを見ると、登山客というよりクライマーな人が多いかもしれない。あー岩っぽいもんね、瑞牆山。
で、舗装路沿いにみずがき山荘までいって、そこから登ろう。と思って歩く。
んが、車がなんや飛ばしていて、コーナーアウト側でひかれそうになる。朝だからといって飛ばすなよ・・、死ぬかと思った。あ~自転車やってて嫌なのが車とか他の自転車のマナーなのに、登山でそんな思いしたくねぇ。
とその場にこんな看板。
おお、舗装路歩かなくてもいけんのか。よし行こう。
いざ山の中へ。といっても公園っぽい感じで植樹している脇とかを登る。で、その端っこあたりで「この先は崩れいてます。一般の登山道をおすすめします」みたいな看板が。
この先は山小屋行くんでしょ?と地図確認・・・ってあれ?地図がなーい。車に忘れてきたか・・アホめ。
まぁ踏み跡もあるし、そのまま行こう。
なかなかに険しい道を登る。二日前のジム筋トレが効いていて、脚はすでに悲鳴を上げている。腕もパンパン。うーむ。
さっきの公園の地図だと、こっちはゆるいルートじゃなかったのか?合流するまでガマンだな~。
登っていたら、でっかい岩の下にたどり着く。
見上げてもてっぺんが見えん。でけー。
岩をどっちに行くかわからないが、右は途切れいているように見える。左に道があるから行ってみるか。
と岩を巻くようにいくと・・そのデカイ岩を登るための縄梯子。ん~これはさすがに違うんじゃないか?
周りを見ると、まだ踏み跡がいっぱいある。そっち行ってみっか~。進んでいってもどうもこれは踏み跡はあるが新しくもない、足あとはあるが明らかに小さい・・・カモシカ?クマだったらやばいな~鈴を意識して鳴らす。
で、どうも道がなくなる。進めるけど、道じゃない。獣道。あるのは岩。やべぇ、このまま行ったら遭難するかも?
現在位置が分からんが、今なら引き返す道は分かる。焦った、焦りまくった、しかしここは引き返そう。最悪登れなくてもいい、本気で迷う前に引き返そう。
引き返しながら、そうか・・これはクライマーの人たちが岩に行くまでのルートなんじゃないか?とようやく気づく。
で、デカイ岩のところまで戻ってきたら、途切れていたと思った右側に目印発見。ん~ちゃんと見てみないとあかんですね。こっちか・・進むか、さらに戻るか。
筋肉痛は相変わらずしんどいが、体力的には全く問題ない。
まぁすぐ本流の登山道を合流すんだろう、と思って進むことに。
こんな表示もあるしな。
紅葉もなかなかいい感じだしな。
でも、振り返ると暗いのよねぇ・・
ああ怖い。クマ出るなよ~チリンチリン
岩場の急登とかもあるが、ロープがあるし行けるのは間違いない。
極力ロープを信用せずに自力で登る。
三点支持、三点支持、と。
「arukakat は レベルがあがった! クライミング りょく が 1 あがった!」
たぶん。
尾根をまたいで、ぐるっと違う側も登る。
こんなところに出る。
よい眺めだ。
もうちょい行ったらこんなん。
いいね~疲れが飛ぶ。
ただね、まだ誰一人として遭遇しておりません。誰か~
振り返ると・・
おい!
それでも頂上らしきものは見えたから、気合い入れ直して登る。まだまだけっこう急登だな~。
と、ようやく本流の登山道に合流!!!
人がいる!すげー安堵感。
合流地点から自分が出てきた場所を見ると
ううむ・・。明らかに行くなと言っている。下りはダメだな、いっちゃ。
単独シロウト登山なので今後は気をつけよう・・。
さらに15分ほど?登って登頂!!
頂上は人だらけ・・こんなにいたのか。誰にも会わなかったのに。
いい眺め~
パノラマ~
金峰山方面、五丈岩デカイね
ちょっとミスったけどこっちも
ふじさーん
駐車場から2時間ちょい、なんか早いな。廃道ルート(どうやらパノラマコースと言うらしい)だから早かったんかな。休憩ほぼしてないし、まぁ行ったり来たりしたけど。
頂上でワンタンスープ飲んで、チョコのバー食って昼飯。あんま腹減ってない。
で、通常ルート?を使って下山。下山のが脚にきた、やっぱり課題は下山だな。
登ってくる人はかなり多く、こっちから来てたら他の登山客とダベりながら登れたのにねぇ・・と思いながら下った。
登り2時間少々、下り2時間ってところ。下りは山小屋から林道で行けるらしいが、近く歩いている人についていってタイムロス。みずがき山荘まで降りてしまった。あらら、そして舗装路歩いて帰る。
駐車場ついてアイス食ってさらば瑞牆山~。
カッチョイイ山だ。
で、その後は南橋本の自転車屋さんでタイヤ買って、センター林間でブレーキ売って、ってしてたらけっこう時間食って渋滞にハマり・・。
20時前に某所に到着。
誕生日を祝ってもらいました。ありがたや~。
孤独を愛する男として静かな誕生日のはずだったのだが、嬉しい限りです。しあわせもんです。
いや~遭難しなくてよかった。
1人だと焦るもんなんだな・・今後は車を出る時の持ち物チェックもしっかりと・・。
いい教訓になりました。
山をなめちゃいけません。単独だとちょっとしたことで遭難しますからね
~。あの辺りはクライマーでも間違いやすいとこです。(笑)
by ARI (2012-10-16 16:17)
>ARIさん
予定してない道にふらっと入っちゃいけませんね。今思えば別に遭難するような感じではないんでしょうけど、遭難して力尽きたけど実は山小屋まで数十メートルという話もよく聞きますしね。元来慎重な性格なのですが、車にひかれそうになったとかタイミングが重なってこうなりました。
常に冷静に行きたいものです。
by arukakat (2012-10-16 19:53)